アメリカドラマ「ラブ＆デス」は実話がベースって本当？

2023/4/27 (木) より、アメリカのドラマ ラブ＆デスが、U-NEXTにて独占配信されています。

このドラマ、第1話の冒頭から「THIS IS A TRUE STORY」(これは実話です) とテロップが表示されます。

ということで、結論を先に言ってしまうと、ラブ＆デスは実話をもとにしたドラマです。

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「ラブ＆デス」のベースになっている事件

ドラマ「ラブ＆デス」がベースになっている事件は以下のとおりです。

ことの始まりは、キャンディ・モンゴメリが、家族ぐるみで付き合いのあったゴア家のアランに不倫関係をもちかけたことでした。

しばらくして関係は終わったものの、過去の2人の関係に気が付いた、アランの妻ベティが、キャンディを問い詰めたところあっさり白状。

一旦席を外し、しばらくして斧を持ってあらわれたベティ。

最初に手を出したのはベティだったものの、結果的に命を落としたのはキャンディではなく、ベティの方でした。

ほどなくしてキャンディは逮捕されます。

が、ベティの体には41箇所も斧で殴打された跡があったにも関わらず、裁判ではキャンディは無罪判決となります。

事件の関係者

不倫関係にあったキャンディ・モンゴメリとベティ・ゴアのほか、事件の関係者を列挙すると以下のとおりになります。

事件の関係者の名前は、ドラマ「ラブ＆デス」でもそのまま使われています。

分かりやすいといえば分かりやすいのですが、1980年の事件から40年以上経過しているとはいえ、ベティ以外の事件関係者のみならず、子孫も存命なわけです。

自分が当事者だったら、やるせない気持ちになるかもしれません。

テキサス州ワイリー

事件の起きたテキサス州ワイリーは、ダラスの北東に位置しており、車で30分ほどの距離にあります。

ワイリーは2020年時点で人口6万人に満たない町です。

事件の起きた1980年は、それよりかなり少なく3,152人でした。

この人口の少なさと事件の重大さを考えると、当時は、かなりセンセーショナルな出来事だっただろうと想像に難くありません。

モンゴメリ家やゴア家が通っていた教会

そして、モンゴメリ家やゴア家の面々が通っていた教会は「The Methodist Church of Lucas」という名前でした。

が、2007/6/24に「Good Shepherd United Methodist Church」という名前に変更されています。

ストリートビューを見る限り、高い建物など一切なく、のどかな地方都市といった雰囲気です。

教会は事件の現場ではありませんが、静かな町におよそ似つかわしくない事件でした。

事件を題材にした書籍

そして、同事件を題材にした書籍もあります。

発売日が2016年と、比較的新しい本だということが分かります。

なお、Kindleでしたら、この書籍のサンプルをダウンロードできます。

サンプルで読めるのは、最初の2章のみですが、第2章にモンゴメリ夫婦 (パットとキャンディ) の手紙のやり取りが載っています。

現代のように思い立ったらすぐ送信できるメッセージと違って、当時は当時で貴重なコミュニケーション方法だったのでしょう。

夫婦の手紙のやり取りが、空しく感じられてしまいます。

アメリカドラマ「ラブ＆デス」は実話がベースって本当？・まとめ

今回の記事では、ドラマ「ラブ＆デス」がベースにしている実際に起きた事件についてご紹介しました。

地名から関係者まですべて、実際の事件そのままの情報でドラマが制作されています。

リアリティが感じられて、さらに恐怖心が煽られます。

キャンディ・モンゴメリの裁判の行方まで、ドラマのラストをしっかり見届けたいと思います。

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「ラブ＆デス」の配信スケジュールについては、こちらの記事をどうぞ。

2023/5/25に最終話が配信開始となりました。