現在、アメリカのドラマ「ハウス・オブ・ザ・ドラゴン」がシーズン1・2ともに、U-NEXTにて独占配信されています。
「ハウス・オブ・ザ・ドラゴン」は「ゲーム・オブ・スローンズ」シリーズの200年前を描いたものですが、何気なく視聴し始めたのに、思いがけずハマってしまいました。
登場人物の多さには少し困りましたが、描かれる物語が2つの派閥の対立という大枠があって分かりやすく、さらにそれを取り巻く姻戚関係、愛、憎悪がものすごく面白く感じられるからです。
あと、現代では敬遠される縁戚内での婚姻関係があちこちにあり、結びつきの近さに意外性や面白さをを感じます。
さて、ハウス・オブ・ザ・ドラゴンの出演キャスト (一部) は以下のとおりです。
- エマ・ダーシー (レイニラ・ターガリエン役/成年時代)
- ミリー・オールコック (レイニラ・ターガリエン役/子供時代)
- マット・スミス (デイモン・ターガリエン役)
- オリヴィア・クック (アリセント・ハイタワー役/成年時代)
- エミリー・キャリー (アリセント・ハイタワー役/子供時代)
- パディ・コンシダイン (ヴィセーリス・ターガリエン1世役)
- ソノヤ・ミズノ (ミサリア役)
- ファビアン・フランケル (クリストン・コール役)
老若男女問わず、演技に引き込まれます
アリセント役のオリヴィア・クックについては以下の記事をどうぞ。
今回の記事では「ハウス・オブ・ザ・ドラゴン」にレイニラ・ターガリエン役で出演しているエマ・ダーシーについて調べてみました。
- エマ・ダーシー演じるレイニラ・ターガリエンの役どころ
- エマ・ダーシーの経歴
- 「ハウス・オブ・ザ・ドラゴン」以外の出演作品
エマ・ダーシー演じるレイニラの役どころ
「ハウス・オブ・ザ・ドラゴン」における、エマ・ダーシー演じるレイニラ・ターガリエンの役どころについて簡単に紹介すると以下のような感じです。
- 名前:レイニラ・ターガリエン (Rhaenyra Targaryen)
- ヴィセーリス・ターガリエン1世の長子
- 最初の夫はレーナー・ヴェラリオン (父の従姉の息子)
- 次の夫は叔父であるデイモン・ターガリエン
- ジャセアリーズ、ルケアリーズ、ジョフリー、エイゴン3世、ヴィセーリス、ヴィセーニアの母
- 父の2番目の妻アリセント・ハイタワーら (翠装派) と対立
「ハウス・オブ・ザ・ドラゴン」シーズン1全10話のうち、前半1~5話でレイニラ (子供時代) を演じていたのは、オーストラリアの俳優であるミリー・オールコックでした。
ミリーの演じるレイニラが、王女の女性性というより、国王の娘という権威性やどちらかというと中性っぽさを感じさせる雰囲気が大好きでした。
そして、シーズン1の第6話からエマ・ダーシーの出演となったわけですが、成熟した大人になった姿に、「あっ、レイニラが別人になった……」と感じてしまいました。
アリセント・ハイタワー役も同じタイミングで子供時代の役者から成人時代の役者に代わっていましたが、アリセントについては、それほど違和感なくスッと受け入れられたのに、です。
でも、シーズン1後半とシーズン2を視聴する中で、エマ・ダーシーの表情と、身のこなし方 (つまり演技) が好きになりました。
貫禄というか、感情を表に出さず静かに怒れるところに、つい引き込まれるんですよね。
エマ・ダーシーの経歴
続いて、「ハウス・オブ・ザ・ドラゴン」で、レイニラ・ターガリエン役を演じているエマ・ダーシーについてご紹介します。
- 名前:エマ・ダーシー (Emma Zia D’Arcy)
- 1992/6/27 ロンドン・エンフィールド生まれ (2024年6月現在32歳)
- 2011年にRuskin School of Art (オックスフォード) 卒業
- 職業:俳優
- 活動開始:2014年~ (当時16歳)
- ノンバイナリー。代名詞はThey/them
「ハウス・オブ・ザ・ドラゴン」内では王女として女性を演じていますが、以下のベラ・ラムジーとの対談は興味をかき立てられました。
ドラマの中で見るエマとドラマ以外で見られるエマは、顔つきこそ同じですが雰囲気がまるで違うのですね。
なお対談相手のベラ・ラムジーもノンバイナリーを公表しており、エマ・ダーシーと同じく自身をshe/herではなくthey/themとしています。
そして、エマ・ダーシーの生まれたロンドン・エンフィールドは、ロンドンの最北端に位置しています。
ちなみに、ベラ・ラムジーもイギリス生まれです。以下の記事をどうぞ。
エマ・ダーシーの出演作品
続いて、エマ・ダーシーが出演している「ハウス・オブ・ザ・ドラゴン」以外の映像作品をご紹介します。
タイトル | どこで見れる? | 公開年 | メモ |
帰らない日曜日 | U-NEXT | 2021年 | ・イギリスの作品 ・エマ役 |
トゥルース・シーカーズ | Amazonプライム | 2020年 | ・イギリスの作品 |
ワンダーラスト: 幸せになるためのセラピー | Netflix | 2018年 | ・イギリスの作品 |
「ハウス・オブ・ザ・ドラゴン」が配信されているのと同じU-NEXTで、「帰らない日曜日」(←タップすると作品ページが開きます) が視聴できます。
エマ・ダーシー演じるエマは、セリフがとても少なくサングラスをかけた状態なので、これがエマ・ダーシーなのかどうか、よくわからなかったというのが感想です。
ただ、ストーリー自体は、穏やかな流れの中に安心感を覚えるシーンがあり、最後の最後で、意外な方へ転ぶのが、やるせない気持ちになります。
なお、「帰らない日曜日」の原題は「Mothering Sunday」なのですが、このMotheringには、母のように人を世話する、という意味がありました。
日本語とだいぶ違いますね。
ハウスオブザドラゴンのレイニラ役エマ・ダーシーって?・まとめ
今回の記事では、「ハウス・オブ・ザ・ドラゴン」で、レイニラ・ターガリエン役を演じるエマ・ダーシーについてご紹介しました。
- 名前:エマ・ダーシー (Emma Zia D’Arcy)
- 1992/6/27 ロンドン・インフィールド生まれ (2024年6月現在32歳)
- 2011年にRuskin School of Art (オックスフォード) 卒業
- 職業:俳優
- 活動開始:2014年~ (当時16歳)
- ノンバイナリー。代名詞はThey/them
エマ・ダーシーは、イギリス・ロンドン生まれでノンバイナリーを公言しています。
ドラマの中でも女性的というよりは、母であり妻でありながらも中性的な人物を演じていて、その貫禄に目が離せません。
なお、「ハウス・オブ・ザ・ドラゴン」はシーズン3の制作も決定しているため、全10話のシーズン1、全8話のシーズン2に引き続いて、続編も楽しみです。
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「ハウス・オブ・ザ・ドラゴン」以外にも、英語を学習しながら、たくさんの海外ドラマや洋画をまとめて楽しんでみませんか。
王弟であるデイモンを演じるマット・スミスについては以下の記事をどうぞ。