キリング・イヴ のロケ地を辿る記事も、シーズン2に突入しました。
シーズン2でも、追う女と追われる女という構図は変わりないのですが、あらたな登場人物が出てきたり、ヴィラネル以外の暗殺者が出てきたりと、話が進むにつれて、ストーリーが深くなってきました。
当記事では、以下の5つのロケ地についてご紹介します。
- パリ北駅
- ヴィラネルが当たり屋をやった場所
- ヴィラネルが運ばれた病院
- イヴとキャロリンが話をした公園
- ヴィラネルが渡った鉄橋
シーズン2第1話のロケ地は、パリとロンドンがメインでした
キリング・イヴのシーズン1~3は、U-NEXTで視聴することができます。
パリ北駅
パリのアパルトマンで、仕事を終えた (?) イヴが向かったのはパリ北駅でした。パリからロンドンに移動するには、ユーロスターが一番手っ取り早い方法です。
ところで、パリのユーロスター発着駅はパリ北駅なので、画面に出た「パリ北駅」とのテロップは正しいのですが、実際に撮影に使用されたのはパリ東駅でした。
- スポット名:パリ北駅 <<< 実はパリ東駅 (Gare de l’Est)
- Googleマップ:https://goo.gl/maps/djAcuPCy1rcSyrQ8A
上記の写真は、パリ東駅を背にして撮影されています。第1話の中では、向かって正面にある門からイヴが入ってくる映像がありました。
写真を180度回転させると、パリ東駅の正面を確認することができますよ (グルッとドラッグしてみてください)。
当駅名はパリより東へ向かう列車が発着するから「東駅」である。(中略)
当駅のホームにはヨーロッパで見られるトレイン・シェッドはかけられておらず、各ホームにスレートの屋根があるのみである。
引用元:パリ東駅のWikiページ
トレイン・シェッドがないおかげで、駅構内全体がとても明るいのが素敵です。
なお、イヴが駅構内に入った直後の場面は以下でした。右手に「L’Univers de Leo」が見えます。
- ショップ名:L’Univers de Leo
- 住所:Place du 11 Novembre 1918 et du 8 Mai 1945, 75010 (パリ東駅構内)
- Googleマップ:https://goo.gl/maps/zsJXoEiFjWYhcH67A
ヴィラネルが当り屋をやった場所
病院から抜け出したヴィラネル。
刺し傷がある状態でよくも車に飛び込んでいけるなぁ、というごくごく普通の感想を持ちましたが、車に飛び込んだ場所はパリ市内でした。
ドラマの映像の中で、「Mes chausssettes rouges (訳:私の赤い靴下)」という名の靴下屋さんが映り込んでいたので、こちらは見つけるのは簡単でした。
- ショップ名:Mes chausssettes rouges (My Red Socks)
- 住所:9 Rue César Franck, 75015 Paris, France
- Googleマップ:https://goo.gl/maps/RZCEPhHJYUzDQvDv8
写真を少し右側へ回転させると、靴下屋が見えます。
なお、上記写真と、実際の映像を比較すると面白いポイントがあります!
写真では、前方の建物と建物の間には、ほとんど木しか見えませんが、ドラマの映像では建物の間に、エッフェル塔がきれいに映り込んでいるんです。
一瞬ではありますが、とても自然で、あれ?こんなところにエッフェル塔が見えるんだ!と思ってしまいましたが、幻想でした。
ぜひ見比べてみてください。
ヴィラネルが運ばれた病院
当たり屋をやって病院に運ばせるとは、賢いというか、命知らずというか、という感想と持ちました。
こちらの病院は、ロンドンから車で北東へ1時間の距離にある、Hemel Hempstead Hospitalでした。
- スポット名:ヘメルヘムステッド病院 (Hemel Hempstead Hospital)
- 住所:Hillfield Rd, Hemel Hempstead HP2 4AD England
- Googleマップ:https://goo.gl/maps/EphrAAXZZv9F1rhr6
Better late than never!
— Killing Eve filming locations (@KillingEveSites) September 22, 2019
I’ve just found the location of the ‘Paris’ hospital where Villanelle met Gabriel while recovering.
It’s actually an old block at Hemel Hempstead Hospital that’s now just used as a filming location. #KillingEve pic.twitter.com/hFnh2SYZZa
キリング・イヴのロケ地を紹介してくれる、Twitterアカウント @KillingEveSites が教えてくれました。
ヘメルヘムステッド病院の古い一角を、ロケ地として使用して撮影されたとのことです。
イヴとキャロリンが話をした公園
キャロリンは、パリから戻ったイヴと話をするために公園 (実は教会の敷地) に呼び出しました。
場面が、色々なところから切り替わるので、今ここはどこなんだっけ?という時々思います。
現地の人が話している言葉や、看板などの文字でイギリスか、イギリス以外かを判断するようになりました。
- スポット名:St George-in-the-East Church
- 住所:St George In The East Church, 14 Cannon St Rd, London
- Googleマップ:https://goo.gl/maps/wUUgQKQkrmqbk6tQ8
この教会はロンドン市内にあり、トラファルガー広場から、ほぼテムズ川沿いに東へ車で30分ほどの場所に位置しています。
ここはストーリーの中でもロンドンですし、撮影場所もロンドンでした。
ここまでで、ストーリ上の国名と撮影場所の国名が違ったのは1ヵ国で、ロシアの場面がルーマニアで撮影されていたときだけです
ヴィラネルがパジャマ姿で渡った鉄橋
瀕死の状態で、パジャマと書類カバンという変わった風貌で逃げるヴィラネル。
ヴィラネルが渡った鉄橋は、パリ東駅から出ている線路上にかけられているものでした。イヴがユーロスターに乗る直前の撮影場所のパリ東駅から、徒歩10分くらいの距離です。
2人の撮影場所が、さほど離れていないところにあったんですね。興味深いです。
- 通りの名前:アクデュック通り (Rue de l’Aqueduc)
- 住所:20 Rue de l’Aqueduc
- Googleマップ:https://goo.gl/maps/gxZQ9R6JuprLiQ4A9
コミック調のパジャマを着たヴィラネルが、書類カバンを持ちながらここを歩いたのかと思うと、ここもぜひ訪れてみたいスポットになりました。
キリング・イヴでヴィラネルが運ばれた病院はどこ?・まとめ
当記事では、以下の5つのロケ地を紹介しました。
- パリ北駅
- ヴィラネルが当たり屋をやった場所
- ヴィラネルが運ばれた病院
- イヴとキャロリンが話をした公園
- ヴィラネルが渡った鉄橋
セットの中で撮影しているところよりは、街中など、実際に訪ねていける場所で撮影しているのを見つけると、一気に親近感というかドラマそのものが身近に感じられます。
そのロケ地を、Googleマップ上で発見すると、ドラマの映像と重ね合わせながら、「キリング・イヴ」への思いがますます募ります。
引き続き、「キリング・イヴ」を一緒に楽しみましょう。
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