現在、アメリカのドラマ「ハウス・オブ・ザ・ドラゴン」がシーズン1・2ともに、U-NEXTにて独占配信されています。
2022年にシーズン1が日米同時配信となりましたが、もっと早く見始めればよかったと思っています。
人気が高い作品はそれなりに面白い理由があるのだろうと思いつつも、「ゲーム・オブ・スローンズ」から見始めるべきか、「ハウス・オブ・ザ・ドラゴン」から見始めていいものか迷っていたのでした。
「ハウス・オブ・ザ・ドラゴン」は、細部までこだわって制作されているので、2度、3度と楽しめる作品だということが分かりました。
さて、ハウス・オブ・ザ・ドラゴンの出演キャスト (一部) は以下のとおりです。
- エマ・ダーシー (レイニラ・ターガリエン役/成年時代)
- ミリー・オールコック (レイニラ・ターガリエン役/子供時代)
- マット・スミス (デイモン・ターガリエン役)
- オリヴィア・クック (アリセント・ハイタワー役/成年時代)
- エミリー・キャリー (アリセント・ハイタワー役/子供時代)
- パディ・コンシダイン (ヴィセーリス・ターガリエン1世役)
- ソノヤ・ミズノ (ミサリア役)
- ファビアン・フランケル (クリストン・コール役)
国王ヴィセーリスの壮年期から高年期の変わりようがすごかった!
妻であるレイニラ役のエマ・ダーシーについては以下の記事をどうぞ。
今回の記事では、「ハウス・オブ・ザ・ドラゴン」にデイモン・ターガリエン役で出演しているマット・スミスについて調べてみました。
- マット・スミス演じるデイモン・ターガリエンの役どころ
- マット・スミスの経歴
- 「ハウス・オブ・ザ・ドラゴン」以外の出演作品
マット・スミス演じるデイモンの役どころ
「ハウス・オブ・ザ・ドラゴン」における、マット・スミス演じるデイモン・ターガリエンの役どころについて簡単に紹介すると以下のような感じです。
- 名前:デイモン・ターガリエン (Daemon Targaryen)
- ヴィセーリス・ターガリエン1世の弟
- 最初の妻はレイア・ロイス
- 2番目の妻は従姪 (従姉の娘) であるレーナ・ヴェラリオン
- 3番目の妻は姪であるレイニラ・ターガリエン
- ベイラ、レイナ、エイゴン3世、ヴィセーリス、ヴィセーニアの父
長子ではなく次子であるがゆえの奔放さがあるデイモンが、若かったレイニラからは魅力的に見えたのかもしれません。
ターガリエン一族の銀髪の美しさについて、デイモンも例外ではなく、マット・スミスの他の出演作を見ていると、雰囲気がガラリと変わって、銀髪の方が似合う!と思いました。
なお、ターガリエン一族の家系図をたどっていたら、ヴィセーリスとデイモン兄弟の父母は、きょうだい同士だったことに軽く衝撃を受けました。
さらに、その父母 (ヴィセーリスとデイモン兄弟から見たら祖父母) も同じく、きょうだい同士の婚姻関係を結んでいたことを発見し、めまいを覚えました。
もとから、近親婚は珍しくない家系だったことが分かり、アリセントの子ども同士の結びつきにも納得がいきました。
現実にはあまりない設定ができるのもドラマの面白さですね。
デイモンという名前
ちなみに「デイモン (Daemon)」という名前は、「守護神」という意味を持つようです。
「ハウス・オブ・ザ・ドラゴン」の登場人物の名前は、現代人の名前とはちょっと違うものが多いのですが、デイモンに限っては実際に男子の名付けに使われる名前でした。
あと、ついネガティブな意味の悪魔という単語の「デーモン (Demon)」を連想してしまいますよね。
ちょっと調べてみたところ、Daemon (デイモン) もDemon (デーモン) もギリシャ語の「Daimon」(神、権力、運命との意味) を語源としていて、派生した流れがちょっと違って、違う意味にたどり着いたようです。
元が同じ、というのが面白い!
王弟という血筋の良さと、決して善人ではないところを兼ね備えているという意味ではぴったりの名前かも。
マット・スミスの経歴
続いて、「ハウス・オブ・ザ・ドラゴン」で、デイモン・ターガリエン役を演じているマット・スミスについてご紹介します。
- 名前:マット・スミス (Matthew Robert Smith)
- 1982/10/28 イギリス・ノーサンプトン生まれ (2024年6月現在41歳)
- サッカーのユースチームに所属。脊椎分離症を患いサッカーの道を断念
- 演劇の先生の強い勧めで役者の道を選択
- 2005年にUniversity of East Anglia卒業
- 職業:俳優
- 活動開始:2003年~ (当時21歳)
- 無神論者
演劇の先生がマット・スミスの才能を見出さなかったら、「ハウス・オブ・ザ・ドラゴン」は違う作品になっていたかもしれません。
人生での出会いが、その後の人生を大きく左右することもあるということですね。
なお、作品中では饒舌な感じはあまりありませんが、以下のインタビュー動画では、早口でテンポよく話す様子が分かります。
そして、マット・スミスの生まれたイギリス・ノーサンプトンエンフィールドは、ロンドンの108km北西に位置しています。
マット・スミスの出演作品
続いて、マット・スミスが出演している「ハウス・オブ・ザ・ドラゴン」以外の映像作品をご紹介します。
タイトル | どこで見れる? | 公開年 | メモ |
ラストナイト・イン・ソーホー | U-NEXT | 2021年 | ・イギリスの作品 ・U-NEXTで独占配信 |
ターミネーター:新起動/ジェニシス | U-NEXT | 2015年 | ・アメリカの作品 |
愛を複製する女 | U-NEXT | 2010年 | ・ドイツ、ハンガリー、フランスの作品 ・言語は英語 |
ロスト・リバー | U-NEXT | 2014年 | ・アメリカの作品 |
モービウス | U-NEXT | 2022年 | ・アメリカの作品 |
高慢と偏見とゾンビ | U-NEXT | 2016年 | ・アメリカの作品 |
「ハウス・オブ・ザ・ドラゴン」が配信されているのと同じU-NEXTで、「高慢と偏見とゾンビ」が視聴できます。
この作品は、ジェーン・オースティンの「高慢と偏見」をパロディー化したものです。
作中でマット・スミスが演じるのはコリン牧師で、みみっちい性格の持ち主ですが、「ハウス・オブ・ザ・ドラゴン」で演じる王弟の姿とはギャップがありすぎて、「なんかイメージが違う……」となります。
でも、別の出演者であるリリー・ジェームズがガーターベルトから武器を取り出す姿は純粋にカッコイイので、こちらの作品もあわせてどうぞ。
ハウスオブザドラゴンのデイモン役マット・スミスって?・まとめ
今回の記事では、「ハウス・オブ・ザ・ドラゴン」で、デイモン・ターガリエン役を演じるマット・スミスについてご紹介しました。
- 名前:マット・スミス (Matthew Robert Smith)
- 1982/10/28 イギリス・ノーサンプトン生まれ (2024年6月現在41歳)
- サッカーのユースチームに所属。脊椎分離症を患いサッカーの道を断念
- 演劇の先生の強い勧めで役者の道を選択
- 2005年にUniversity of East Anglia卒業
- 職業:俳優
- 活動開始:2003年~ (当時21歳)
- 無神論者
マット・スミスは、イギリス・ノーサンプトン生まれで以前はサッカーのユースチームに所属していました。
サッカー選手としての道を断たれた後に、役者としての才能が開花したということでした。
なお、「ハウス・オブ・ザ・ドラゴン」はシーズン3の制作も決定しているため、全10話のシーズン1、全8話のシーズン2に引き続いて、続編も楽しみです。
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