ダウントンアビーをひたすら視聴して、1900年代初頭の貴族文化というものに触れるのを楽しんでいます。
貴族だけでなく、同じ屋根の下にともに暮らす使用人の暮らしも垣間見ることができ、日常生活の中に貴族も使用人の区別も関係なく、人間は人間なんだな、と思わされます。
今から約100年前のイギリスの歴史や文化をドラマを通して見ることができ、何より面白いので、シーズン6まで続いた理由がわかる気がします。
さて、今回は、ダウントンアビーシーズン3から登場する、グランサム伯爵一家の血縁である、ローズ (演リリー・ジェームズ) についてご紹介したいと思います。
- リリー・ジェームズのダウントンアビーでの役どころ (ローズ役)
- リリー・ジェームズの経歴
- リリー・ジェームズの出演作品
リリー・ジェームズの出演は、ドラマのシーズン3~6です
ダウントンアビーでのローズのキャラ設定
ダウントンアビーにおけるローズのキャラ設定は以下の通りです。
- 名前:ローズ・マクレア (Rose MacClare)
- グランサム伯爵ロバートの従妹の娘
- 若い。破天荒な性格
- 既婚者に恋をする
- ユダヤ人と結婚する
ローズは、シーズン3で登場する否や、叔母やイーディス、マシューとの夕食の約束をすっぽかした上に、クラブへ行って既婚者とデートしているところを見つかってしまうという、それまでダウントンアビーにはいないキャラクターを披露してくれました。
ダンスクラブは、ちょうちんがぶら下がっていて、上下反転の「福」の字が書かれていました。
1900年代初頭のイギリスに、中国文化が浸透していたのは驚きです
ローズのふるまいには、クローリー家の次女イーディスさえも眉をひそめるほどでした。
イーディスも、姉メアリーにひどいことをしてましたけれどね……。
若さゆえの詰めの甘さだったのかもしれません。でも、こんなローズの存在がドラマを面白くしているのは確かです。
ところで、ローズは、グランサム伯爵三女シビルがいなくなった後、新しい風を吹き込む替わりの存在として、ダウントンアビーに登場することになったのでしょうか。
シビルは、貴族にしては伝統にとらわれず、新しい考え方を持った女性でした。
たとえば……。
- 政治に興味を持つ
- 看護学校に通い看護師として働いた
- 夫は使用人 (伯爵一家の運転手) だったトム・ブランソン
そのシビルが登場しないドラマは、物足りなくなってしまうことを懸念したのかもしれません。
あくまでも想像です
ローズという名前の由来
ローズという名前の由来、とはいっても、言うまでもなく「薔薇」のローズからきています。
念のため、「ローズ」という名前の語源を検索してみると、以下のように書かれています。
Origin and meaning (語源と意味):
引用元:Baby Name DNA
The name Rose is girl’s name of Latin origin meaning “rose, a flower”.
(意訳:ラテン語を語源とする「バラの花」という意味の女子の名)
「ローズ」の他にも、ロゼッタ、ロザンヌ、ローズマリー、ロザムンドといった名前が派生形として存在しています。
そういえば、グランサム伯爵・ロバートの妹は「ロザムンド」という名前でしたね。ローズからみると、ロザムンドは母の従姉です。
リリー・ジェームズについて
一方、ローズ役を演じたリリー・ジェームズについてご紹介すると以下の通りになります。
- 1989年4月5日イギリス・サリー州イーシャー (Esher) 生まれ (2023年1月現在33歳)
- 母は俳優、父はミュージシャンだった
- 父方の祖母はアメリカ人で俳優、母方の祖母はフランス人
- 職業:俳優
- 活動開始2010年 (当時21歳)
リリー・ジェームズの生まれた土地であるイーシャー (Esher) は、ロンドンから南西へ、電車で40分ほどの距離にあります。
イーシャーはサリー州にありますが、サリー州は「中流階級の中で比較的裕福な人が住む場所」というイメージがあるというのは興味深いです。(参照元:Wikipedia サリー州)
父方の祖母、父、母と、芸能に関わる一家だったと言えそうです。
活動開始が2010年で、ダウントンアビーシーズン3は2012年放送でしたので、デビューから数年でローズという役を射止めたことになります。
次のセクションでは、ダウントンアビー以外での出演作品をご紹介します。
ダウントンアビー以外の出演作品
リリー・ジェームズが出演した作品の中で、現在、動画配信サービスで視聴できる作品を調べてみたところ、以下の5作品が見つかりました。
タイトル | どこで見れる? | 公開年 | メモ |
パースートオブラブ 愛に焦がれて シリーズ1 | U-NEXT | 2021年 | 全3話のドラマ |
ガーンジー島の読書会の秘密 | U-NEXT | 2018年 | |
マンマ・ミーア! ヒア・ウィー・ゴー | U-NEXT | 2018年 | |
高慢と偏見とゾンビ | U-NEXT | 2016年 | ジェーン・オースティンの作品のパロディ |
シンデレラ | U-NEXT | 2015年 |
「高慢と偏見とゾンビ」(2016年) では、次女エリザベスを演じていますが、このときのリリー・ジェームズは、一番きれいだったなぁと感じました。
ベネット姉妹の中でというより、リリー・ジェームズの出演作品全体を通して、です。
上記の中の作品で一番面白かったのは、「ガーンジー島の読書会の秘密」です。
この作品には、同じくダウントンアビーに三女シビル役のジェシカ・ブラウン・フィンドレイも出演していますので、ぜひ見てみてください。
予想外のハッピーエンドなので、気分よく見終えることができます!
ダウントンアビー|シーズン3から登場のローズ役リリー・ジェームズって?・まとめ
ダウントンアビーで、グランサム伯爵ロバートの遠縁ローズを演じるリリー・ジェームズについてご紹介しました。
- 1989年4月5日イギリス・サリー州イーシャー (Esher) 生まれ (2023年1月現在33歳)
- 母は俳優、父はミュージシャンだった
- 父方の祖母はアメリカ人で俳優、母方の祖母はフランス人
- 職業:俳優
- 活動開始2010年 (当時21歳)
父方祖母、父、母と芸能一家に生まれ、21歳から俳優としての活動を始めていました。
現在33歳で、数多くの作品に出演していますが、「ガーンジー島の読書会の秘密」がオススメです。
タイトル | どこで見れる? | 公開年 | メモ |
パースートオブラブ 愛に焦がれて シリーズ1 | U-NEXT | 2021年 | 全3話のドラマ |
ガーンジー島の読書会の秘密 | U-NEXT | 2018年 | |
マンマ・ミーア! ヒア・ウィー・ゴー | U-NEXT | 2018年 | |
高慢と偏見とゾンビ | U-NEXT | 2016年 | ジェーン・オースティンの作品のパロディ |
シンデレラ | U-NEXT | 2015年 |
なお、ダウントンアビーシーズン1~6と劇場版は、U-NEXTで配信中です。
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