U-NEXTで見放題となっているダウントンアビーを、ドラマのシーズン1から視聴しています。
1900年代初頭のイギリスの貴族文化を学習するのに非常に役立つドラマで、各エピソードのストーリーの楽しさに加えて、相続問題、戦争、邸宅の維持管理などなど、いろいろな点で勉強になります。
さて、今回は、キャストのひとり、メイド長 (のちの侍女) であるアンナ役のジョアンヌ・フロガット(Joanne Froggatt) について取り上げてみたいと思います。
- ジョアンヌ・フロガットのダウントンアビーでの役どころ (アンナ役)
- ジョアンヌ・フロガットの経歴
- ジョアンヌ・フロガットの出演作品
ジョアンヌ・フロガットの出演は、ドラマの全シーズン、劇場版の2作品のすべてです
ダウントンアビーでのアンナのキャラ設定
ダウントンアビーにおけるアンナのキャラ設定は以下の通りです。
- 名前:アンナ・スミス (Anna Smith) のちにアンナ・ベイツ (Anna Bates)
- グランサム伯爵一家の使用人 (メイド長のちに侍女となる)
- グランサム伯爵の従者ジョン・ベイツと結婚
- 長女メアリーや伯爵夫人コーラから信頼を受けている
- 機転が利く
アンナはシーズン1の第1話から登場しましたが、最初からグランサム伯爵一家の貴族に対してだけではなく、他の使用人に対しても、とても感じのいい女性でした。
ベイツが初めて邸宅にやってきたときも、他の使用人はベイツを不審者扱いしてましたが、アンナは自ら名乗り、握手を求めたほどで、人間的な違いを感じましたね。
さらに、第3話で、長女メアリーが失態をおかしたとき、一番に助けをもとめた相手が、母親でもなく妹でもなく、メイド長のアンナでした。
他の人に嫌がらせをしたり、不平を言ったりしないので、アンナのことは安心して見ていられました。
仕事ができる人より、一緒に働いて気分がいい人がいいですよね
アンナという名前の由来
アンナという名前は、現代でもよく耳にする名前ですが、その由来についても調べてみました。
Origin and meaning (語源と意味):
引用元:Baby Name DNA
The name Anna is girl’s name of Hebrew origin meaning “grace”.
(意訳:ヘブライ語起源で、「恵み」という意味の女子の名)
European Christians embraced the name for its associations with the Virgin Mary’s mother, Saint Anna — known in English as Saint Anne.
(意訳:ヨーロッパのキリスト教徒は、聖母マリアの母、聖アンナにちなんで、この名前をつけている)
ヘブライ語起源で「恵み」という意味があり、さらに聖母マリアの母の名前がアンナだったということを、初めて知りました。
ダウントンアビーの舞台である1900年代初頭に、「アンナ」という名前の使用人がいてもまったく不思議ではないということですね。
ジョアンヌ・フロガットについて
一方、アンナ役を演じたジョアンヌ・フロガット (Joanne Froggatt) についてご紹介すると以下の通りになります。
- 1980年8月23日イギリス・リトルベック (Littlebeck) 生まれ (2023年1月現在42歳)
- 職業:俳優
- 活動開始1996年 (当時16歳)
- 2014年ゴールデングローブ 助演女優賞 (ドラマ部門) 受賞 (対象作品:ダウントンアビー)
- 2012年にジェームズ・キャノンと結婚するも2020年に離婚
ジョアンヌ・フロガットの生まれた土地であるリトルベック (Littlebeck) は、グレートブリテン島のちょうど南北の真ん中あたりにあります。
Google Mapからは、「イギリスの村」そのままのイメージの写真が何枚も見ることができます。
ジョアンヌ・フロガット自身が、幼少期に育ったリトルベックのことをエミリー・ブロンテの嵐が丘の情景になぞらえています。
16歳から俳優としての活動を開始していますが、13歳で演劇学校に入るために親元を離れていますので、早いうちから俳優を志していたことが分かります。
なお、自身が幼少の頃は、両親は小さな商店を経営した後、希少種の羊を取り扱う牧場を始めたとのこと。
ジョアンヌ・フロガットが演劇に興味を持つきっかけが何だったのか、気になるところです。
インスタグラムアカウント
ジョアンヌ・フロガット本人のインスタグラムアカウントがありました。
ダウントンアビーでは、メイド役でしたので、メイクはごくごく薄くしてありましたが、ジョアンヌ・フロガットの顔立ちが個人的には好きなので、しっかりメイクしたときの上記のような雰囲気がとても素敵だなぁと思います。
ダウントンアビー以外の出演作品
ジョアンヌ・フロガットが出演した作品の中で、現在、動画配信サービスで視聴できる作品を調べてみたところ、以下の4作品が見つかりました。
タイトル | どこで見れる? | 公開年 |
メアリーの総て | U-NEXT | 2017年 |
ボブという名の猫 幸せのハイタッチ | U-NEXT | 2016年 |
おみおくりの作法 | U-NEXT | 2013年 |
ロビン・フッド シリーズ3 | U-NEXT | 2009年 |
「メアリーの総て」は、「フランケンシュタイン」を書いたメアリー・シェリーを主人公にした作品です。
同作品では、ジョアンヌ・フロガットは、主人公メアリーの継母を演じています。
シンデレラの継母か?と思うくらい、当たりのきつい母親を演じていて、ダウントンアビーのアンナ役とは正反対です。
演じるキャラクターの違いを楽しみながら、視聴するのもいいかもしれません。
ダウントンアビー|使用人アンナ役のジョアンヌ・フロガットって?・まとめ
ダウントンアビーで、メイドとして仕えるアンナを演じるジョアンヌ・フロガットについてご紹介しました。
- 1980年8月23日イギリス・リトルベック (Littlebeck) 生まれ (2023年1月現在42歳)
- 職業:俳優
- 活動開始1996年 (当時16歳)
- 2014年ゴールデングローブ 助演女優賞 (ドラマ部門) 受賞 (対象作品:ダウントンアビー)
- 2012年にジェームズ・キャノンと結婚するも2020年に離婚
使用人なのに (と言ってはよくないですが)、こんなに好感度のいい役は他にいないんじゃないかというくらい、見ていて安心できるアンナ役でした。
また、2014年ゴールデングローブ 助演女優賞 (ドラマ部門) 受賞も、その後の俳優人生を勢いづけてくれたのではないでしょうか。
なお、ダウントンアビーシーズン1~6と劇場版は、U-NEXTで配信中です。
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