THE LAST OF US (ラストオブアス) でサムがフェイスペイントをしていた理由

2023/1/16より、THE LAST OF US (ラストオブアス)がU-NEXTにて独占配信されています。

THE LAST OF US (ラストオブアス) は全9話ですが、2023/3/13 (月) に字幕版第9話の配信が終わりました。

さて、第4話、第5話では、ヘンリーとサムの兄弟が出てきて、ジョエルとエリーの旅における重要なシーンが展開されました。

弟サムは耳が不自由なようで、兄ヘンリーとは手話で会話をしていました。

さらに、サムの目の周囲はオレンジ色でペイントされていて、それに気をとられて、しばらく会話やストーリーが頭に入ってこなかったのですが、このフェイスペイントはどんな意味を持っていたんでしょうか。

今回の記事では、弟サムの顔にほどこされたフェイスペイントの意味について調べてみました。

↓↓↓以下のボタンから、THE LAST OF US (ラストオブアス) を見にいけます↓↓↓

サムのフェイスペイントの意味

サムの顔にフェイスペイントをほどこしたのは、兄ヘンリーでした (第5話)。

ヘンリーは、サムがクレヨンで絵を描いていて、その中にオレンジ色のフェイスマスクを着けたヒーローの絵 「スーパーサム (Super Sam)」があることに気が付きました。

ヘンリーは、サムを「スーパーサム」にするべく、顔にオレンジ色の絵具でフェイスペイントをしたのでした。

弟サムのハンディ

弟サムは耳が不自由で、さらには白血病も患っていました。

その白血病を治すための薬が必要だったため、兄ヘンリーは密告をすることで治療薬を手に入れたのでした。

しかし、その密告により、キャスリンの兄が命を落とし、今度はヘンリー自身がキャスリンに命を狙われるハメになっていましたが……。

耳が聞こえないことで、状況をあまり飲み込めず恐怖を感じていた弟サムを、フェイスペイントによって、強く奮い立たせようとした兄ヘンリーのやさしさだったのかもしれません。

サムを演じた役者

サムを演じたのは、実生活でも聾者のキーボン・ウッダードでした。

ゲーム版ではサムというキャラクターは聾者ではなかったものの、プロデューサーの意向により聾者の少年をキャスティングしようとしたといいます。

7-12歳であること、黒人であること、聾者であることの3つを満たした役者がいなかったため、ツイッターでオーディションをやることをアナウンスしたところ、見事サムの役を手に入れたのがキーボン・ウッダードでした。

以下のYouTube動画から、母親とインタビューに答えるキーボン・ウッダードの様子がわかります。

母親のエイプリルは、聾者であるために、俳優としてのキャリアで多くの壁にぶつかったといいます。

キーボン・ウッダードにとって、母のサポートは大きかったことと想像されます。カナダ・アルバータでの撮影にも同行していたようです。

なお、キーボン・ウッダードが住んでいる米国メリーランド州ボウイは、ボルチモアとワシントンDCのほぼ中間に位置しています。

THE LAST OF US (ラストオブアス) でサムがフェイスペイントをしていた理由・まとめ

THE LAST OF US (ラストオブアス)の第4話、5話に出てくるサムがオレンジ色のフェイスペイントをしている理由についてご紹介しました。

サムを演じるキーボン・ウッダードは、実生活でも聾者で、作品中で見られた手話は撮影のためだけのものではなく、聾者として生きるのに必要な術でした。

ひと昔前なら、障がいを持った人の役は健常者が演じることが多かったので、時代は変わったなぁ、と感じます。

さて、U-NEXTなら、最初の31日間は無料でお試しできますので、31日間楽しんだあと、継続するか解約するか決めることができます。

無料期間だけでも、THE LAST OF US (ラストオブアス)のみならず、たくさんの海外ドラマ、洋画をまとめて楽しんでみませんか。

↓↓↓以下のボタンから、THE LAST OF US (ラストオブアス) を見にいけます↓↓↓

兄ヘンリーについては、以下の記事をどうぞ。