キリング・イヴは、シーズン1~3までU-NEXTで視聴することができます。
キリング・イヴには見どころがたくさんあり、一度見ただけでは気が付かない・見逃してしまう小細工?仕掛け?があちこちにあり、シーズン2までは3回ほど視聴しました。
しょっちゅう一時停止しては、ヴィラネルの衣装、建築物のつくり、イヴの顔芸 (?) を見て楽しんでいます。
今回の記事では、キリング・イヴを見た感想をご紹介したいと思います。
一緒にキリング・イヴの沼にハマりましょう
ドラマ化されたのが正解だった作品
一言でいうと、「ドラマ化されたのが正解だった作品」というのが私の感想です。
小説の文章だけでは表現しきれないところを、ドラマという映像で具体的に見せてくれるので、視覚的な情報が、自分の中の感情を叩き起こしてくれるイメージです。
キリング・イヴの脚本がすばらしい
どんなに文字での表現が素晴らしくても、結局は読者の想像力に委ねられてしまいますよね。
原作のエッセンスを壊さずに、映像に起こすのは脚本の仕事です。キリング・イヴの各エピソードには、さまざまな脚本家が関わっていることを、以下の記事でご紹介しています。
キリング・イヴのオーディブル
ちなみに、キリング・イヴのオーディブルがあります。原作の小説3部作と同じく、3本構成となっています。
ドラマ化で視覚的・聴覚的に具体的に表現されているところ
それでは、実際に「ドラマ化で視覚的・聴覚的に具体的に表現されているところ」を5つご紹介します。
- ヴィラネルが多言語をあやつるところ
- アサシンらしからぬ、ヴィラネルの奇抜な衣装
- シリアスなシーンでもイヴが妙にコメディっぽいところ
- ヨーロッパ各国の名所を視覚的に見せてくれる
- ヴィラネルのサイコパスそのものの表情
ヴィラネルが多言語をあやつるところ
多言語をあやつるための訓練をしたという設定ではありますが、実際に多言語を話すところを映像で見るのは結構楽しいものです。
ジョディ・カマーは、多くの言語の中でイタリア語が一番易しくて楽だったと言っています。
逆に大変だったのは、フランス語だったとか。
French, Russian, German, Italian…We love all her accents.
— Killing Eve (@KillingEve) April 25, 2019
See #KillingEve‘s @JodieComer on #GrahamNortonBBCA this Friday at 11/10c on @BBCAMERICA. pic.twitter.com/LbGxE1Hq0L
アサシンらしからぬヴィラネルの奇抜な衣装
衣装がドラマの中で重要な役割を果たしています。
目立たないような服装のときは一切なく、そのコスチュームはかえって人目を引き、捕まってしまうのでは?と視聴者を不安にさせます。
そしていつの間にか「不安」の感情そっちのけになり、ヴィラネルの衣装が楽しみになってくるのです。
“She doesn’t want to hide. She completely shows off.”
— Killing Eve (@KillingEve) May 1, 2019
Here’s a #KillingEve Closer Look with Costume Designer Charlotte Mitchell. Have a question for her? Reply and include #AskKillingEve in your tweet. pic.twitter.com/mQXD0scgzW
シリアスなシーンでもイヴが妙にコメディっぽいところ
ネタバレなしで説明するのは非常に難しいのですが、「顔芸」と言ったら失礼なのですが、わざと?と思わせるような表情だったり、命の危険があるのに、笑わせようとしてる?と感じる演技だったり、というのがちょこちょこあります。
ストーリーだけを追っていると、見逃すくらいの細かいものなのですが、そういったところに、映像ならではの楽しみ方があります。
他にも、ヨーロッパ各地の名所が、各エピソードに入っているのもドラマならではの楽しみ方です。
フランス、スペイン、イタリア、イギリスなどのさまざまな名所を、シーンに積極的に取り入れているので、視聴している側は、自然とストーリーを追うだけではなく、旅行をしている疑似体験を味わえます。
一部、ストーリー上の土地ではなく、別の国で行なわれているシーンがあります (例:ロシア⇒ルーマニア)。
それでも、ルーマニアという国を知るいい機会になっていると感じています。
さらに、ヴィラネルもイヴの表情に負けないくらい、サイコパスっぷりを見せてくれます。
これも文章表現では、なかなか難しいですし、ジョディ・カマーの他の作品では、当然ながらサイコパスな表情は見ることができません。
キリング・イヴ/Killing Eveを見た感想|ネタバレなし・まとめ
キリング・イヴを見た感想をネタバレなしでご紹介しました。
一言でいえば、「ドラマ化されたのが正解だった作品」というのが、私の感想です。ドラマ化されたがゆえに、以下の5つのポイントを楽しむことができます。
- ヴィラネルが多言語をあやつるところ
- アサシンらしからぬ、ヴィラネルの奇抜な衣装
- シリアスなシーンでもイヴが妙にコメディっぽいところ
- ヨーロッパ各国の名所を視覚的に見せてくれる
- ヴィラネルのサイコパスそのものの表情
一度視聴しただけでは見逃しがちだと思いますので、2度、3度と繰り返し見て、見れば見るほど楽しい作品だということを感じてほしいなと思います。
キリング・イヴのシーズン1~3まで、U-NEXTで視聴することができます。
最初の31日間は、無料でお試しできますので、31日間たっぷり楽しんだ後、継続するか解約するか決めてみてはいかがでしょう?
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