ダウントンアビーの撮影に使われたお城はどこ？

イギリスの1800年代、1900年代を舞台にしたドラマも楽しいことに気が付いて、ダウントンアビー (ドラマ) の視聴を始めました。

全6シーズンあるので、完走まで時間がかかるかもしれませんが、少しずつ進めていこうと思います。

さて、シーズン1・第1話に出てくる広大な敷地に建つ、ダウントンアビーの邸宅ですが、いったいどこにあるのでしょうか。

親子5人に加え、執事、従者、メイド長をはじめ多くの使用人がいる邸宅には、さまざまな部屋があり、さしずめ迷路のようでもあり、とても興味がわいてきました。

ダウントンアビーの邸宅はハイクレア・カースル

ダウントンアビーの撮影に使用された邸宅は、イギリス・ハンプシャーにある「ハイクレア・カースル」です。

地図で周囲を確認してみると、ほぼ何もないほどで、広大な土地の中にポツンと邸宅が経っていることがわかります。

食料や日用品の調達は、かなりの労力が必要だったのではないかと想像します。

ハイクレア・カースルの詳細情報

ハイクレア・カースルは、カントリーハウスのひとつです。

カントリーハウスとは、1500年代から第一次世界大戦前までに建設されたもので、貴族などの住居として使用されていたものです。

現存しているのは、1500から2000といわれています。

ロンドンからハイクレア・カースルへ行くには

ロンドンからハイクレア・カースルに行くにはいくつかの方法があります。

この3択でいえば現実的なのは、車でしょうか。

とはいえ、海外で車を運転するのはちょっと…という方には、ロンドンからのツアーもあります！

一人160ポンドほどで、入館料も含まれているので、こちらの方がオトクかもしれません。

ハイクレア・カースルの入館方法

ハイクレア・カースルは、冬期以外の期間のみ一般に開放されています。

以下は春期の一般公開についての情報です。

チケット	料金	見て回れるところ
一般公開チケット1	29ポンド/1人 (一般大人)	邸宅、エジプト展、庭
一般公開チケット2	22.5ポンド/1人 (一般大人)	邸宅、庭

また、冬期以外の期間は、ガイドツアーなどが催されています。(以下は一例です)

ガイドツアー	期間	料金	ツアーに含まれるもの
冬期カースルツアー	2023/1	130ポンド/1人	邸宅のガイドツアー、エジプト展、庭の散策、軽食
バレンタインツアー	2023/2/11, 12	150ポンド/1人	邸宅のガイドツアー、エジプト展、シャンパン・アフタヌーンティー

カントリー・ハウスのことがよくわかる書籍

ハイクレア・カースルは、カントリー・ハウスのひとつですが、そもそも「カントリー・ハウス」って何？という方のために、以下の2冊の書籍が理解しやすくてよいと思います。

著者の田中亮三氏はすでに故人ではありますが、カントリーハウスについて解説している書籍は多くなく貴重な2冊です。

上記は、約8年前に出版された本ではありますが、写真や図が豊富で、理解しやすい設計となっています。

様々なカントリー・ハウスの紹介のみならず、貴族の暮らし方、住み込みの使用人たちの暮らしも交えて解説している書籍です。

クローリー一家が財産と称号を守るのに苦労したわけ

ダウントンアビーのストーリーの冒頭は、タイタニック号の沈没により、長女の婚約者が死亡したことで、一家が大混乱を経験するところから始まります。

この大混乱の原因は、血縁の男性しか貴族の称号および財産を引き継げないという法律があったためです。

ダウントンアビーでは、子どもが3人姉妹だけで、男子が生まれなかったクローリー一家は財産を守るために、長女の結婚相手探しに躍起になります。

ダウントンアビーの撮影に使われたお城はどこ？・まとめ

当記事では、ダウントンアビーの撮影に使用されたお城についてまとめました。

撮影に使用されたお城は、「ハイクレア・カースル」という名前で、ロンドンから車で西へ1時間半ほどの距離にありました。

なお、ダウントンアビー全シーズン (1～6) は、U-NEXTで配信中です。

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