1日の時間が無限にあったら、「キリング・イヴ」をすべて一気見していただろうな、と思うくらい、このドラマにハマっています。
日本では、2019年2月にWOWOWで動画視聴できるようになったドラマなので、2022年夏になってやっと、視聴に参戦した私はだいぶ遅れをとっています。
が、シーズン4が最終となることが分かって、そのシーズン4はまだ日本では動画視聴することができていないので (記事執筆時点)、それまでにシーズン3までを制覇しようと目論んでいます。
当記事では、「キリング・イヴ 」シーズン1の見どころや、出演キャストについてご紹介したいと思います。
私のように遅れて「キリング・イヴ」を視聴する方の役に立てれば嬉しいです。
「キリング・イヴ」シーズン1の魅力をご紹介します
「キリング・イヴ」シーズン1あらすじ
シーズン1のあらすじは、ざっとこんな感じです。
MI5の職員であるイヴ・ポラストリは、ウィーンでの暗殺事件をきっかけに、上司に黙って捜査をした上、証人を殺されたことで上司に解雇されてしまう。
イヴの才能に気が付いた、MI5で一緒に仕事をしていたキャロリンに採用され、MI6で暗殺者ヴィラネルを追う。
ヴィラネルはといえば、指示役コンスタンティンに言われた通りに、次々とターゲットを死に追いやる。人を殺すことになんの躊躇いもなく、鮮やかな手口を見せつける。
そして、追う者と追われる者の関係が、次第に惹かれ合う関係に……。
MI5とか、MI6ってよく知られている言葉なの?!
シーズン1の見どころ
なんといっても、サンドラ・オーの味のある演技が注目に値します。
ナチュラルなのか、そういう演技なのか全く分かりませんが、「グレイズ・アナトミー」のシリーズを見ていたときから、主演のメレディス役のエレン・ポンピオを差し置いて、ずっと注目していた女優でした。
また、韓国系カナダ人の両親のもとに生まれ、アジア人としての苦労というのも沢山あっただろうなぁ、と想像します。
アメリカのドラマだったり、イギリスのドラマだったり、自分がマイノリティの地でキャリアを積み重ねていくって相当の努力があったに違いないでしょう。
でも、一般人の私が見えるのは、スクリーンを通した姿だけです。
スクリーンに映っていないところは、推して量るしかないのです。
このドラマでは、暗殺者が躊躇いもなく、ターゲットを死に追いやるさまに、そこにある完全な非日常に没頭させられ、見ている人を、自分がやられる立場でも、やる立場でもないのに、その気にさせてくれます。
息をするのを忘れるくらい、そしてそれがドラマだということをすっかり忘れるくらい、タブレットの画面が自分のいる世界だと思わせてくれます。
集中力があまり長く続かない私にとって、1話1話を集中して一気に見るのは珍しいことです
「キリング・イヴ」出演キャスト
主演キャスト2人と、私が個人的に気になった出演者の計3人をご紹介します。
サンドラ・オー
「グレイズ・アナトミー」でのクリスティーナ・ヤン役の印象が強く残っています。
同期のドクターの中で、一番頭がキレる役でしたが、今回のキリング・イヴでも頭の良さを発揮しています。
「グレイズ・アナトミー」のときと同じ髪型なのも好きです。これこそサンドラだなぁと思うからです。
ジョディ・カマー
「女医フォスター」で主人公の夫の浮気相手ケイトを演じました。
実際に私が画面で見たジョディ・カマーは、「キリング・イヴ」が初めてでしたが、たまに見せる笑顔のときはすごくかわいらしいのに、仕事をするときは、無表情のアンドロイドのような様相をたたえています。
仕事に一切の感情を出しません。いや正しくいうと、暗殺という仕事をやり遂げるか否かに集中しているので、人の死に対して、なんの感情を示しません。
ターゲットが死に際に、お前は何者なんだと問われ、「It’s a huge question. (壮大な質問ね)」と答えていたのが印象的でした。
まもなく息絶えるターゲットにその質問の答えを言うほど時間もないし、1分やそこらで説明できるほど単純ではないし、そもそも説明の意味もないしということでしょう。
カービー・ハウエル=バプティスト
シーズン1で、個人的にキレイな女性だな思ったのが、カービー・ハウエル=バプティストです。
脇役ではありますが、アッと目を引く美しさを持った人でした。シーズン1のみの出演ということで、全8話を思う存分堪能したいところです。
第74回 (2022年) エミー賞受賞なるか
サンドラ・オー、ジョディ・カマーともに、第74回 (2022年) エミー賞の主演女優賞 (ドラマ部門) にノミネートされています。
2022年9月13日に、U-NEXTの配信にて、受賞者が発表されました。
エミー賞授賞式を生中継で見るのは初!
受賞者は、ユーフォリア でルーを演じた、ゼンデイアでした!
今も十分に若いけれど、The Greatest Showmanのときはもっと若かった!
主演女優賞 (ドラマ部門) でノミネートされていたのは、以下の計6人です。
女優名 | 出演作品 | 過去の受賞 |
サンドラ・オー | キリング・イヴ/Killing Eve | 第76回 (2018年) ゴールデングローブ賞主演女優賞 |
ジョディ・カマー | キリング・イヴ/Killing Eve | 第71回 (2019年) エミー賞主演女優賞 |
リース・ウィザースプーン | ザ・モーニングショー/The morning show | |
メラニー・リンスキー | イエロージャケッツ/Yellow Jackets | |
ローラ・リニー | オザークへようこそ/Ozark | |
ゼンデイア | ユーフォリア/EUPHORIA | 第72回 (2020年) エミー賞主演女優賞 |
とあるサイトによると、ゼンデイアが最有力候補で、メラニー・リンスキーが有力候補との情報があり、その通りになりました。個人的にはサンドラ・オーの受賞を期待していましたが、残念でした。
でも、エミー賞受賞式 の映像で、サンドラ・オーの姿が少し見られたので、U-NEXTを契約していて良かったです。
まとめ
「キリング・イヴ」シーズン1のあらすじ、見どころ、主演キャストをご紹介しました。
暗殺者とそれを追うMI6職員。そしてお互いが惹かれ合うとは……。
いやいや、それはありえないだろう、という思いが一瞬よぎりますが、そんなことを思ったことを忘れるくらいのストーリー展開に惹きつけられます。
「キリング・イヴ」シーズン1については、米国で放映した際の視聴者数が回を追うごとに上昇傾向にあり、第8話については、最高の70万1,000人となっています。
このドラマの最高潮がうかがえます。
Episode | 視聴者数 | Episode | 視聴者数 |
第1話 | 42万3,000人 | 第5話 | 51万5,000人 |
第2話 | 37万1,000人 | 第6話 | 53万7,000人 |
第3話 | 38万8,000人 | 第7話 | 48万5,000人 |
第4話 | 50万3,000人 | 第8話 | 70万1,000人 |
このあとシーズン2、3、4と続くので、ますます時間のやり繰りが必要です。
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