「ヴェラ 信念の女警部」マークアレンにささぐとは？

イギリスドラマ「ヴェラ～信念の女警部～」は2011年～の作品です。

イギリス北東部の架空の町ノーサンバーランド (Northumberland) を舞台に、次々と起こる殺人事件を相棒である部下とともに解決していく女性警部ヴェラの物語です。

シーズン11では、「ヴェラ～信念の女警部～」シリーズの中でも最多の全6話となっていて、なかなか見ごたえのあるシーズンとなっていました。

シーズン11のあるエピソードには「マークアレン」という聞きなれない名前がエンドロールに流れてきました。

出演者一覧にはなかった名前なので、このマークアレンが誰なのかとても気になりました。

今回の記事では、「ヴェラ～信念の女警部～」シーズン11のエンドロールでみられた「マークアレンにささぐ」というメッセージについて調べてみました。

↓以下から、「ヴェラ～信念の女警部～」(シーズン1～12) を見にいけます↓

「ヴェラ 信念の女警部」マークアレンにささぐのメッセージ

まずは、「ヴェラ～信念の女警部～」シーズン11・第2話のエンドロールで、どのようなメッセージが流れたのかをご紹介します。

表示のタイミングは、第2話の1:28:38あたりです。

Dedicated to the memory of
MARK ALLEN
1962 – 2021
マーク・アレンにささぐ　1962～2021年

「ヴェラ ～信念の女警部～」シーズン11・第2話より

ドラマの中では、マークアレンについての具体的な表現は他にはなされていないようなので、次のセクションで詳しくみていきたいと思います。

「ヴェラ 信念の女警部」マークアレンとは誰？

「ヴェラ～信念の女警部～」シーズン11・第2話のエンドロールに表示されたマークアレンについて調べてみました。

どうやら、制作スタッフのひとりとして作品に携わっていたようです。

このエンドロールが表示されていたのはシーズン11・第2話で、このエピソードがイギリスで放送されたのは、2021年9月5日 (日) です。

そして、亡くなったのは2021年4月10日とのことで、つまり「ヴェラ～信念の女警部～」シーズン10 (イギリスでの放送：2020年1月～2月) では、存命だったとうかがえます。

そこで、シーズン10のエンドロールをよく見直してみたところ、マークアレンの名前が確認できました。

(以下の引用を参照)

Standby Painter
MARK ALLEN

「ヴェラ 信念の女警部」シーズン10・第1話

ここでの “Standby Painter” が何かが分からなかったので調べてみました。

“Standby Painter” とは、映像作品の制作において、美術部や制作チームの一員として、撮影セット、小道具、背景の直前の手直し・調整を担う、というお仕事とのことのようです。

「スタンバイ」がついていることから、撮影現場に常に待機し、必要時にすぐに対応するようになっていたと想像できます。

なお、エンドロールには、このポジションはマークアレン一人の名前しか挙がっていません。もしかしたら一人で対応していたのでしょうか。

新型コロナウイルスの合併症により、60歳前後で亡くなったようです。

ご冥福をお祈りします。

「ヴェラ 信念の女警部」マークアレンにささぐとは？・まとめ

今回の記事では、イギリスドラマ「ヴェラ～信念の女警部～」シーズン11のエンドロールで表示された「マークアレンにささぐ」のメッセージについてご紹介しました。

マークアレンは、”Standby Painter” として「ヴェラ～信念の女警部～」の制作に8年間携わっていたスタッフのひとりで、新型コロナウイルスの合併症により亡くなったことが分かりました。

エンドロールに名前入りのメッセージが掲載されていることより、制作スタッフや俳優陣からのマークアレンに対する愛を感じます。

なお、記事執筆時点では、動画配信サービスで視聴できる「ヴェラ～信念の女警部～」はシーズン1～12となっていますが、シーズン13の配信開始を期待しながら待ちたいと思います！

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「ヴェラ～信念の女警部～」ジョーの降板理由については、以下の記事でご紹介しています。