イギリスのドラマ、キリング・イヴでイギリスに興味を持ち始め、イギリスに関連する映画やドラマを立て続けに視聴しています。
この「ふたりの女王 メアリーとエリザベス」は2018年公開の作品ですが、1500年代のスコットランドとイングランドの歴史を知るには、とてもよい作品です。

Wikipediaなどで、予習または復習をすると理解しやすいかも。
映画のストーリーだけだと、何が何だかよく分からないままになってしまいます
「ふたりの女王 メアリーとエリザベス」の配信状況
「ふたりの女王 メアリーとエリザベス」は以下の動画配信サービスで視聴することができます。
動画配信サービス | U-NEXT |
Amazonプライム |
視聴可否 | ◎イチオシ! | △ |
リンク | ![]() |
Amazonプライムビデオはこちら |
料金と注意 |
月額2,189円 |
299円 (HD) でレンタル可能 |
記事執筆時点では、U-NEXTまたはAmazonプライム
にて、「ふたりの女王 メアリーとエリザベス
」を視聴することができます。
管理人のイチオシは、U-NEXTです。
なんといっても24万本もの作品を見放題できるという点と、31日間無料でお試しできるという点がオススメするポイントです。
31日間、好きな作品をたっぷり楽しんでから継続利用するか、解約するかを決められるんです!
「ふたりの女王 メアリーとエリザベス」のあらすじ
時代は1500年代のスコットランドとイングランド。
スコットランド女王のメアリーは、フランス王妃だったが、夫のフランス王フランソワ2世が亡くなったため、祖国スコットランドへ帰国した。
そして、イングランドにはイングランド女王エリザベスがおり、ふたりは互いの存在を意識しながら、女王という立場ゆえの配偶者選び、子を産まなければいけない重圧、家臣の裏切りなどなど、時代の波に翻弄される。
メアリーはエリザベスによって最期を迎える。

原題は「Mary Queen of Scots」なのに、邦題が「ふたりの女王」になっているのが不思議。
焦点の当て方が違ってしまうのでは?
視聴した感想
メアリーが、夫であるフランス国王フランソワ2世が崩御したため、フランスから帰国したのが18歳のときです。
そこからスコットランド女王として君臨したというのは驚くべきことです。20歳に満たない一女性が女王になるなんて、自分の血筋を理解した上でのなせる業なのかもしれません。
ちなみに、先だって亡くなったエリザベス2世は、即位したのは25歳のときでした。
そして、生まれた順よりも血筋の方が大事ということで、メアリーは庶子である兄マリ伯を蔑んでいましたし、同様にエリザベスのことを、母親の身分が低いことを引き合いに、自分より目下の者として見ています。
血筋が何よりも重要というのは、現代にも通じるものがあって興味深いですね。

映画の中では、従姉妹同士という表現をされますが、正しくはメアリーの父の従姉がエリザベスです
そういえば、別のドラマ、クイーン・メアリー (Reign) でも、フランス国王フランソワの兄 (セバスチャン) は庶子であるために、何かと虐げられていました。(※セバスチャンは架空の人物)
ところで、キャスティングとして賛否両論あるのが、侍女や家臣として、黒人やアジア人を起用している点です。
意図したキャスティングだということを知らずに視聴すると、あれ?なんでアングロ・サクソン系ではない人が普通に入っているんだろう?と不思議になってしまい、ストーリーが頭に入ってこなくなります。
「現代で作られた映画ならでは」なのかもしれませんが、史実に基づくストーリーで、史実に基づかないキャスティングは、個人的には「なし」だと感じました。
「ふたりの女王 メアリーとエリザベス」に出演している主要キャスト
「ふたりの女王 メアリーとエリザベス」に出演している主なキャストは以下の通りです。
演 | 役名 | 他の出演作品 |
シアーシャ・ローナン | メアリー・スチュアート (スコットランド女王) | ・レディ・バード ・ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語 |
マーゴット・ロビー | エリザベス1世 (イングランド女王) | ・ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド |
ジャック・ロウデン | ヘンリー・スチュアート (ダーンリー卿) | ・否定と肯定 |
ジョー・アルウィン | ロバート・ダドリー (レスター伯) | ・女王陛下のお気に入り |
マーティン・コムストン | ジェームズ・ヘップバーン (ボスウェル伯) | ・証拠は語る ~誰が母を殺したのか? |
シアーシャ・ローナン (Saoirse Ronan) は、アイルランド出身で1994年4月12日生まれ。メアリーを演じたのは24歳のときでした。
私が視聴したシアーシャ・ローナンの作品は、この「ふたりの女王 メアリーとエリザベス」が初でした。以下のWikipediaに掲載されている肖像画のイメージにとても近い印象を受けました。
そして、エリザベス役のマーゴット・ロビーについては、オーストラリア出身で1990年7月2日生まれ。身長166.4cmとのことですが、画面越しに見るともっと身長が高く見えますね。
天然痘の跡を隠すために顔を真っ白に塗り、カツラをかぶっていた姿が印象的でした。
髪型はちょうど、以下のWikipediaにある肖像画と同じように見えました。
ふたりの女王 メアリーとエリザベスはどこで配信?|あらすじと感想・まとめ
イギリスの作品を探していて、たどりついたのが、「ふたりの女王 メアリーとエリザベス」でした。
イギリスの歴史を知っている人はもとより、歴史をよく知らなくても、Wikipediaなどで予習や復習をすることで、誰でも楽しめる映画だと思います。
女王ならではの苦悩を、二人の女王の視点で描いています。
イングランドのグロスター大聖堂で撮影されたという、「ふたりの女王 メアリーとエリザベス」をぜひ視聴してみませんか?
動画配信サービス | U-NEXT |
Amazonプライム |
視聴可否 | ◎イチオシ! | △ |
リンク | ![]() |
Amazonプライムビデオはこちら |
料金と注意 |
月額2,189円 |
299円 (HD) でレンタル可能 |
コメント